成分配合ポリシー

新しい製品を開発する際には、次の4つの価値を常に大切にしています。

1. ミニマリズム：必要な成分のみを使用し、効果や安定性に影響しない着色料や香料は使用しません。成分数はほとんどが20種類以下で、敏感肌向けのTENラインでは10種類以下に抑えています。

2. 安全性：成分の安全性や環境への影響に疑問がある場合、入手可能な科学データを慎重に検討し、必要に応じてその成分を不使用成分リストに追加します。

3. 自然由来：ISO16128基準に基づき、製品の80%以上が自然由来成分で構成されています。PLANTESシリーズでは、COSMOS認証も取得し、自然派製品としての厳格な基準を満たしています。

4. 透明性：すべての製品の成分リストを公開し、成分の働きや主成分の配合比率も明示しています。また、製品に含まれる成分をチェックする外部の独立した美容アプリによるスコアも表示しています。

除外する成分の基準は以下の通りです。

• CMR物質

  発がん性（C）、変異原性（M）、生殖毒性（R）を持つ健康に有害な可能性がある物質です。

• 毒性
  毒性は、ある物質が人間、細菌、植物、またはこれらの生物の構成要素に対して有害である可能性を測る尺度です。毒性は主に成分の量に依存します。毒性にはいくつかのレベルがあります。急性毒性（短期）は、高濃度の物質に一度だけ暴露された場合に生じる有害な影響を表します。慢性毒性（長期）とは、低濃度の物質に長期間繰り返し暴露された結果生じる悪影響を指します。

  あらゆるものは毒であり、毒なきものなど存在しない。用量だけが毒でないことを決める。

  あるものを無毒とするのは、その服用量のみによってなのだ。
  ーパラケルスス

• 汚染
  汚染は、自然、化学、または放射性の物質、廃棄物（家庭用または産業用）、またはさまざまな他の汚染物質（騒音、光、熱、生物学的など）による環境の劣化を指します。

• 動物由来
  動物由来の成分、動物からの副産物、または動物実験された成分を指します。

• 内分泌かく乱物質
  内分泌かく乱物質は、天然または人工起源の化学物質で、体に対して外部から侵入し、内分泌系の機能に干渉し、その結果としてこの生物またはその子孫に有害な影響を及ぼす可能性のある物質です。

• 非倫理的な生産
  児童労働、動物の搾取、非倫理的な労働環境で生産された成分です。

クルエルティフリーとヴィーガン

すべてのTypology製品はPETAに承認されています。PETAの「動物実験なしおよびヴィーガン」ラベルは、完成した製品や成分がヨーロッパ以外の市場でも動物実験を行っていないことを保証します。このラベルはまた、動物由来の成分が含まれていないことを保証します。これらの基準は、ブランドの全製品ラインに適用されなければなりません。

COSMOS

COSMOS認証は、オーガニック・ナチュラルコスメの品質を保証するものです。COSMOS基準は、消費者が自然由来・オーガニックな化粧品を選べるよう、厳格な基準を定めています。これは、自然成分および環境への影響に関して、世界で最も厳しい基準の1つです。COSMOSオーガニックとして認証されるためには、少なくとも95%の成分が自然由来であり、かつ全成分の20%（洗い流さないタイプの製品の場合）がオーガニックでなければなりません。私たちのPLANTESシリーズには、COSMOS基準に従ったオーガニック製品が含まれています。