スキンケアやメイク後にポロポロとカスが出るのはなぜですか？

モロモロは 小さな粒状のかすが肌表面に残ることによって起こります。これは、製品を塗った直後や数時間後に肌に触れたときに見られることが多いです。明確な原因はありませんが、モロモロが発生する可能性のあるいくつかの要因をご紹介します。

1. 製品を塗る順番が効果的ではない

   保湿クリームを先に塗ってから美容液を塗ると、美容液が肌の表面に残ってしまうことがあります。クリームがバリアを形成して美容液の浸透を妨げ、小さな粒子が指に感じられることがあります。

2. 特定の成分を含む製品を使用している

   高分子ヒアルロン酸、バイオポリマー、キサンタンガム（増粘剤）、アクリレート、タルク、酸化鉄、鉱物性日焼け止めなど、特定の成分は、高濃度で含まれるとモロモロを引き起こすことがあります。これらの成分は肌表面に膜を作り、他の製品を重ねると粒状のかすが生じやすくなります。

3. 肌のクレンジングや角質ケアが不十分

   肌がしっかりクレンジングされていない、もしくは角質ケアが行き届いていないと、モロモロが発生することがあります。肌に蓄積した古い角質や汚れがスキンケア製品の浸透を妨げ、製品と混ざり合うことで小さな粒状のかすができやすくなります。

4. 肌質の影響

   肌質自体がモロモロの発生に影響する場合もありますが、明確な理由は解明されていません。

モロモロは、自然にはがれ落ちる古い角質が剥離する「皮むけ」とは異なります。他の症状（赤み、つっぱり感、刺激感など）が伴わない限り、肌の反応ではありません。